FTA

FTA(Free Trade Agreement:自由貿易協定)とは、二国間の関税や各種貿易取引にかかるルールやサービス貿易の障壁等の撤廃を内容とする協定である。サービ貿易には金融サービスも含む。近年、世界の貿易自由化の推進役となっている協定である。

1960年代から現在まで日米間で、牛肉・オレンジなどの輸入自由化をはじめ、鉄鋼、カラーテレビ、自動車、半導体取引等、数々の対米貿易摩擦問題が発生している。90年代前半に北米において北米自由貿易協定、欧州共同体において域内貿易自由化が発効したことによって日本も東アジア諸国とのFTA締結交渉を98年以降、積極化している。この背景には、民間セクターにおいて日本企業の東アジア域内生産分業の進展があげられる。

2005年5月現在、 日本はシンガポールとメキシコの2カ国との間でFTAが締結されておりフィリピン、マレーシアの2カ国と締結合意している。

ASEAN言者国は日本とのFTA交渉において、熱帯果物、コメ等の農産品などの市場開放を要求しており、長期的には、 日本の少子高齢化や、人口減少による生産力の低下を克服する効果をもつことが期待されている。

FTAを中心としながら、締結国間において貿易取引のみならず、労働力移動、経済制度の調和を含むより幅広い対象分野の二国間協定はEPA(経済連携協定)という。