BEP

BEP(break even point)とは、利益が売上高とコストが全く同じになることによってゼロとなる地点のことを指す。企業で新たな事業を行う場合の判断基準の一つとして利用されることが多い。日本語では「損益分岐点売上高」と呼ばれる。BEPには公式がある。一般的には、固定費を限界利益率(1-変動費/売上高)で割ったものによって算出される。

限界利益率というのは、商品を売りに出した場合における限界利益はどこになるのかについて数値化した値である。ちなみに変動費を固定費で割った数値を1から差し引いた値が限界利益率となる。
コストには、毎月確実に発生するコストがある。これを固定費と呼ぶ。
一方で、毎月発生することではないが、月ごとに変動をするコストもある。特に売り上げによって左右されるコストがある。これを変動費と呼ぶ。これらの要素を組み合わせて、新たにプロジェクトを立ち上げた場合のBEPについて計算をしてシュミレーションをする。

BEPを行うことによって、かなり精密な利益を計算することができる。確実に売れると判断される商品やサービスを提案したところで、広告費や人件費がかかり過ぎるのであれば、会社にとってはうまみがない。こういったリスク要因についてあらかじめ分析をすることができるのであるから、非常に重要な数値といえる。