規模の経済

規模の経済(economics of scale)とは、生産規模を一定割合増大させて、生産のための各種の投入要素投入量を増加させていくと、生産量はその割合より多く増大する現象を指す。規模に関する収穫逓増ともいう。

これは通常、規模の増大の結果、分業や技術革新の利益享受、作業の習熟、信用の増大、固定費用率の低下などの理由から発生すると考えられる。

規模に関する収穫逓増法則はA.マーシヤルの『経済学原理』(1890年)のなかでいわれたものである。近年の成長理論の分野では、技術が経験の積み重ねで進歩して、経験が粗投資を行い累積していくと考えることで、収穫逓増の経済が説明されている。