ヒストリカルボラティリティとは

ヒストリカルボラティリティ(Historical Volatility)とは、過去の値動きに基づいて算出した価格変動率です。オプション売買においては、オプション価格の評価式のブラックショールズ式で使われるパラメーターであるために重要視されています。 ヒストリカルボラティリティはボリンジャーバンドなどでも使用される標準偏差を用いて計算されます。標準偏差とは全体の結果が平均値に対してどの程度散らばっているかの程度を表す数値です。結果とは計測期間中の株式・商品の終値のことで、この散らばり具合(標準偏差)が高いほど、価格が平均値から乖離して、期間中のボラティリティは高くなります。

ヒストリカルボラティリティの計算方法

ヒストリカルボラティリティ(HV)は、通常設定期間の標準偏差を年率換算してパーセンテージで表します。 以下の計算式によって算出されます。 HV=期間中の標準偏差(σ)×√n×100 nは年間の営業日数を入れる。通常250、もしくは260が入る

ヒストリカルボラティリティの読み方と使い方

特に売買シグナルなどはなく、数値が大きければそれだけ変動が大きいということを示します。 市場平均などで、ヒストリカルボラティリティの増加や低下が続くと、そろそろどちらかに相場が動くのではないかと推測されます。 また、ヒストリカルボラティリティの上限がその銘柄の過去の値動きの中でどのあたりだったかということに 着目して、上昇・下落トレンドを描いている過程でボラティリティが過去の上限の水準に近づく、 もしくは並んできたら、いったんトレンドが反転するサインであると見るようにも使われます。 上場間もない新興市場の銘柄でない限り、経験則上ヒストリカルボラティリティもある一定の 範囲内で変化することがほとんどですので、このような読み方が使われるのです。


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