CFD取引の基礎知識
CFDのレバレッジ
CFDは証拠金取引です。そのため預け入れた資金を担保として、預け入れた資金以上の金融商品の売買をすることができます。自分が持っている資金以上の金額の商品の売買をすることができるので、少ない資金で大きな収益を狙うことが可能となります。
このように自分の手持ち資金以上の金額の取引を行うことができる取引のこと、もしくは手元資金の何倍の取引をしたかの倍率のことをレバレッジといいます。レバレッジとは「てこ」のことで、支点を使うことで、大きなものを動かすことができるという意味からこの名称がつけられました。
たとえばレバレッジ10倍であれば、10万円の証拠金を預けることで、100万円分までの取引を行うことができます。
CFDでは、銘柄によって証拠金率が違うため、かけられるレバレッジの大きさは銘柄によって異なります。種類別の証拠金率と、最大レバレッジ倍率は以下の通りです。
| 商品種別 | 証拠金率 | 最大レバレッジ倍率 |
| 日本の個別株 | 6% | 約16倍 |
| アメリカの個別株 | 5% | 20倍 |
| 香港市場の中国株 | 5~10% | 10倍~20倍 |
| JAPAN225、US30インデックス HongKong33インデックス | 0.5% | 200倍 |
| 欧州の株価指数 | 1% | 100倍 |
| 原油、金、小麦などのコモディティ | 3% | 33倍 |
| 日本、アメリカの国債 | 1% | 100倍 |
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最大レバレッジ倍率は一定期間ごとに見直されているため、変更される可能性があります。
このように、レバレッジを効かせることで、手持ちの資金の何倍もの取引を行うことができるのです。少ない資金で大きな収益を得ることも可能です。ただし、レバレッジを効かせるということは、対象商品の価格変動による元手の損益の変動割合が大きくなるということですので、その分リスクも大きくなり、大きな損失をこうむる可能性があることも忘れないでください。
特にFXなどで慣れている人は注意が必要です。なぜなら、為替相場よりも1日に変動する割合が大きいからです。ドル円のレートが1日に5%動くことはほとんどありませんが、個別銘柄や株価指数などが1日に5%動くことはそれほど珍しくありません。CFDとFXのレバレッジを同じ感覚でとらえていると、予想外の大きな値動きによって一気に資産を減らしてしまうことになりかねません。
レバレッジは諸刃の剣ですので、倍率は大きければ大きいほどいいというわけではありません。ただし、FXなどと違ってCFD取引では自分でレバレッジの倍率を調節することはできません。リスクについてよく知り、慎重に取引するようにしてください。
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