VaR法

VaR法(Value at Risk : バリューアットリスク)とは、市場リスクを包括的に把握する概念で、将来の一定の投資期間内に一定確率で発生しうる最大損失金額を過去の市場データから統計的に算出するものである。市場取引においては、資産ならびに負債のポートフォリオの市場価値がいくらになっているかを時価で把握することが必要になり、この市場価値評価にどの程度のリスクがあるかを把握するために使われる。

VaRの測定には、ヒストリカル分析、分散・共分散分析、モンテカルロシミュレーションなどの方法がある。分析する対象や環境により使い分けられる。ただ、分析する方法によって得られる結果が異なる、データ集積や計算に多くの手数がかかるなどの問題点も存在している。