NASDAQ(ナスダック)

NASDAQ(National Association of Securities Dealers' Automated Quotations ナスダック)とは、NASD(全米証券業協会)によって運営されているアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場である。またはそこで使われている店頭銘柄気配自動通報システムのことを指す。

米国の店頭市場における各銘柄のマーケット・メーカーの売り呼値および買い呼値の情報をコンピュータと通信回線を介し、証券会社や投資家のもつ端末機に表示することで、本来相対で行われる店頭での取引をスムーズに行えるようにしたもの。情報をコンピュータを解して証券会社や投資家の持つ端末にリアルタイムで表示する。

1963年のSEC特別調査報告書には店頭市場における相場報道の改善、およびシステム開発を勧告した。それを受けてNASDがシステムを開発し、1971年2月8日に証券取引を開始した。開始後、世界初の電子株式市場として、世界中の注目を集めた。2007年5月、スウェーデンの証券取引所運営会社OMXと経営統合で合意。同年末までに新会社「NASDAQ OMXグループ」を発足させると発表した。

1971年に稼働して以来、市場は急速な拡大を続け、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に次ぐ全米第2位の市場に成長している。