JOM

JOM(Japan Offshore Market)とは、日本の金融市場を国際金融センターとして発展させるとともに、円を国際化することを目的として、1986年12月1日に開設された東京オフショア市場の略称。

ニューヨークIBFをモデルとしており、銀行が非居住者から調達した資金を非居住者に運用する「外‐外」取引を原則としている。

金融・税制上の優遇措置として、

1.受け入れられた預金は金利規制、預金保険制度の対象外となる
2.調達した資金に準備預金を課さない
3.支払利子のうち非居住者に帰属するものは非課税とする

の3点が認められている。

開設以来市場は着実に拡大しているが、内外遮断措置として特別国際金融取引勘定と国内一般勘定との間の資金貸借が禁止されている、印紙税・地方税については課税対象となる、CD(譲渡性預金)の発行や有価証券の発行が認められていないなど、ほかのオフショア市場に比べて依然規制が厳しい。