EBとは

EB(Exchangeable Bond:他社株転換可能債)とは、ある個別株式銘柄のプットオプション(株式を売る権利)の売りを組み込ませた債券のこと。他社株転換社債ともいう。他社株という名称は、債券の発行体と償還対象となる株式銘柄が異なるためである。

プットオプションのプレミアム(オプションを売った対価)が債券のクーポンレートに上乗せされているため、一般の普通社債よりもクーポンレートが高いのが特徴である。

EBは1995年2月の日米包括協議。金融サービス分野の決着にともなって、証券取引法2条で定められた有価証券の定義に該当する金融商品として認められた.

EBでは、プットオプションの権利行使価格を基準価格とよんでいる。償還時に株価が基準価格を上回った場合、元本が100%現金償還されるが、株価が基準価格を下回ったときは、プットオプションの権利行使が行われ、額面金額を基準価格で割った株数が投資家に手渡される。つまり、株価が上昇しても上昇分の利益は得られないが、下落した場合は、下落分が元本損失となる仕組みになっている。