BIS

BIS(Bank for International Settlements)とは、1930年1月に主要国中央銀行の共同出資でスイスのバーゼルに設立された国際的特殊銀行のこと。国際決済銀行と称される。日銀は戦時中と戦後の空白期間を経て、1970年1月に出資を再開した。

第1次世界大戦後のドイツの賠償支払の円滑処理を主たる目的として設立されたが、戦後は、1.各国中央銀行間の金融取引決済の実行、2.重要な国際金融問題に関する各国中央銀行による討議、3.国際金融問題の調査・分析活動、などを行っている。

日本を含めた主要国の中央銀行は定期的もしくは臨時に会合をもち、国際金融問題や金融システムに関連した提言を発表することもある。

1988年には、BIS中央銀行総裁会議のもとに設置されたバーゼル銀行監督委員会での討議により、銀行の自己資本比率規制の国際的な統一に関して合意がなされた。このように、BISは、金融システムの健全性と安全性を強化する施策の調整の場としても利用されている。