2段階アプローチ

2段階アプローチ(two stage approach)とは、中央銀行が金融政策実施に際して、政策手段を用いて直接最終目標を実現するのではなく、最終目標と安定的な関係を持つ中間目標を置き、その動きをみて間接的に最終目標をコントロールすること。

金融政策の波及経路を詳しくみて、臨機応変な政策対応ができる。操作目標としては銀行の貸出量、準備預金残高、手形レート、コールレートなどがあり、中間目標としてはマネーサプライ、貸出平均金利などがある。日本も以前はマネーサプライ(M2+CD)を中間目標とする2段階アプローチが採用されていたが、金融の自由化やグローバル化により最終目標と中間目標との関係が不安定化となったことから、現在では中間目標を置かない誘導型アプローチが使われている。