1975年証券改正法(証券改革法)

1975年証券改正法は、1934年証券取引所法を補先するために、1975年に第11条Aを新設した改正法のこと。

1970年代に機関投資家が誕生したことにより、取引コスト低減ニーズが強まった。ニューヨーク証券取引所から非会員業者の店頭市場や会員による非会員業者への委託手数料の分配を武器とした地方取引所に注文が流出したことから、手数料自由化が実施された。

市場環境の変化に対応すべく証券市場の見直しが図られ、全国市場制度の確立を目指すこととなる。

第11条Aは、オークションの原則に基づく公正な市場問競争を促進することで最良執行を確保していく、という理念に基づいて規定している。オークションの原則の実施のもと、取引所と第3市場を組み込んだ全米市場システムの具現化を日指した。

75年の総合テープ・システム(CTS)、78年の総合情報気配システム(CQS)、市場間取引システム(ITS)が全米市場システムの核となったといわれる。