金融関連業務

金融関連業務とは、銀行グループまたは銀行持株会社グループの傘下にある、子会社が営みうる業務範囲の1つ。1998年の銀行法改正により、銀行業、証券業または保険業に付随・関連する業務も、銀行グループ等の子会社の業務範囲の1つとされたもので、同法施行規則17条の3第2項により、サービサー業、リース業、投資顧間等の計43項目の幅広い分野が定められている。

1998年末の銀行法改正後には、銀行グループまたは銀行持株会社グループのもとで証券・保険子会社をもつことが可能になった。

銀行が出資している企業について、独占禁止法11条により株式を5%を超えて所有することが禁止されていた。しかも、当該会社の業務に銀行法12条(他業禁止)の趣旨が及ぶと考えられてきた。
そのため、銀行本体で営むことのできる付随業務と、銀行本体は営むことができないが付随業務に準ずる業務である周辺業務については、銀行の出資する関連会社(出資比率5%以内)によって営まれてきた。

しかし、97年末の独占禁止法11条ガイドライン改正と翌98年末の銀行法改正にともない、金融関連業務を銀行の子会社が営むことができるようになった。なお、従来の関連会社で銀行の子会社とならないものは、資本関係と業務を見直すことになった。