金融派生商品

金融派生商品(financial derivatives)とは、株式・債券・通貨・金。原油などの原資産の値(価格、金利、指数など)を基準にその取引の価値が決まる金融商品のこと。原資産の取引から派生したものであることから金融派生商品とよばれる。単に派生商品、デリバティブともいう。

おもに先物取引(フューチャー)、先渡し取引(フォワード)、スワップ取引、オプション取引の4種類がある。

金融派生商品には、リスクを回避するヘッジ効果、貸借対照表に影響なく取引できるオフバランス効果、少額で巨額の取引を行うレバレッジ(テコ)効果、の3つの効果がある。

1972年にCME(シカゴマーカンタイル取引所)が外国通貨の先物市場を創設したのが金融派生商品の先駆けである。

1980年代から先進国の金融取引で活発に利用されるようになった。

金融派生商品には、 リスク回避にも投機としての高リスク取引にも利用できる。このため、取引の失敗から巨額の損失が発生することもあり、取引の高度化、複雑化に対応してリスク管理体制を整備する必要がある。