金融整理管財人

金融整理管財人とは、銀行などの破綻処理で、内閣総理大臣(金融庁長官)から業務および財産の管理のために任命される者のこと。

任命された金融整理管財人は、資産の劣化を防止して、受け皿金融機関やブリッジバンク(承継銀行)への資産譲渡などを実施する。また、管理下にある銀行などの役員・使用人に対して、業務および財産の状況について報告を求め、帳簿等の書類その他の物件を検査することができる。役員・使用人の職務上の義務違反にもとづく民事上の責任を履行させるため、訴えの提起やその他必要な措置をとることが義務づけられている。犯罪があると推測されるときには告発に向けて所要の措置をとらなければならない。

預金保険機構も金融整理管財人またはその代理人となることができる。

金融整理管財人による管理は通常1年以内に終了する。やむをえない事情がある場合は、1年だけこの期間を延長することができる。