金利裁定取引

金利裁定取引とは、各市場間に存在する金利格差を利用して資金の運用や調達の対象資産を移し替えることで利鞘を得ようとする取引のこと。2市場間で同時に取引を行うことでリスクなしで利益を得ることができる。

1975年以降に日本の短期金融市場CD市場の創設やインターバンク市場金利の自由化、円転規制の撤廃など、各種自由化措置が実施されて、金利裁定が活発化していった。

1988年以降の短期金融市場の見直しで現物同士の裁定取引が活発になったり、1989年の金融先物市場の開設で先物を含めた裁定取引が可能になるなど、金利裁定取引は大きく広がってきている。