配当の2重課税とは

配当の二重課税とは配当に対して法人と受取株主段階の双方で課税されてしまい、両者の課税が調整されずに二重に課税されることをいう。日本での二重課税の調整は1950年のシャプ勧告に基づき個人段階での配当控除および法人間の受取配当の益金不参入によっている。しかしながら、調整の割合としては十分ではない。

他にも支払法人と受取株主のいずれかのみで課税することによって2重課税を防ぐ方式として、1.支払段階で課税しない配当損金参入方式、2.受取段階で課税しない受取配当免除方式、3.組合課税と同様に法人の利益を出資者の出資持分に応じた所得とする方式などがある。

他にも受け取り段階での調整と支払段階での配当軽課によって調整を同時に行う方式や、インビテーション方式がある。