選択権付債券売買取引

選択権付債券売買取引とは、1989年4月から開始された債券の店頭オプション取引のこと。日本証券市場初のオプション取引として開始された。法律的には債券売買のひとつとして位置づけられている。

選択権付債券売買取引は、証券取引所で行われる債券先物オプション取引とは異なり、証券会社等のディーラーの店頭で相対取引として行われる。店頭取引であるために、原則当事者間で自由に取引内容が決定される。つまり対象債券、取引期間、権利行使価格などのオプションの条件が、当事者間で自由に取り決めされる。

取引対象債券は国内公共債(国債、地方債、政府保証債)に限定されており、売買の最低額面単位は1億円で、売買期間は最長1年となっている。

取引にあたっては、ディーラーである銀行が選択権保有者となった場合、顧客は売買証拠金として、選択権料と売買額面金額の一定の割合を差し入れる必要がある。