貸金業者

貸金業者とは、預金を受け入れず、融資(金銭の貸付または金銭の貸借の媒介)を専門に行う業者のこと。

このなかには、個人金融を中心としたクレジットカード会社や消費者金融、企業金融を中心とした事業者向け金融、リース会社等多くの業態が含まれる。貸金業者は、一般の金融機関ではカバーできない資金需要に資金を供給する業務を行うものである。

以前は「出資の受入、預り金及び金利等の取締等に関する法律」(一般に出資法と呼称、1954年6月公布)により、届出だけで自由営業が可能であったうえに、業務行為等についても金利の定めを除けば法律上特段の規定がない状況であった。

1970年代になり、サラ金問題が社会問題化するなど零細業者乱立の弊害が目立つようになったことを受けて、1983年5月に「貸金業の規制等に関する法律」および上記出資法の一部を改正する法律が成立した。これによって開業にあたっては登録を要することとし、業務についても資金需要者保護の観点からさまざまな法的義務が課されることとなった。