貸出準備率制度

貸出準備率制度(les reserves sur la concours)とは、金融機関の貸出残高の一定割合をフランス銀行の無利子の当座預金に強制的に預入させるフランス独特の制度のこと。

貸出コストを上げることで市中銀行の貸出増加を抑制することを目的とする金融調節手段である。

1971年2月に導入され、同年12月以降は貸出準備率高率適用制度(貸出枠規制)があわせて実施された。しかし、金融機関間の不公平の是正と同制度の有効性を高めるため、1985年から貸出枠規制は撤廃と対象金融機関・対象貸出の増加、準備率算定方式の変更などが実施された。

この制度は1999年1月の通貨統合とともに廃止された。