証券混蔵銀行

証券混蔵銀行(Wertpapiersammel bank)とは、ドイツで株券、債券等の有価証券の保管や振替決済を行う受寄機関。証券混蔵銀行とは、法律上の用語である。

フランクフルト、ベルリン、デュッセルドルフなど証券取引所の所在地に独立分散していたが、1989年にドイツ・カッセンフェライン (DKV:Deutsche Kassenverein)として統合された。

DKVは、業務内容が制限された特殊銀行とされており、約80の金融機関が株式を保有している。DKVに有価証券を寄託できるのは金融機関に限定されており、一般顧客は金融機関に寄託することで寄託関係が成立する。

寄託された証券は、混蔵寄託の形態をとって保管され、各寄託者は同種の証券につき、証券の数量に応じた共有持分を有するものとされる。

なお、外国証券の振替決済を専門に行うドイツ外国証券振替決済(AKV:Deutsche Auslandskassenverein AG)というDKVの子会社も存在する。