移動平均線

移動平均線とは、当日を含めたある一定期間(5日、25日、13週、26週など)の株価の終値の平均値をプロットし、それらを結んで描く線。株式をはじめとする金融商品の売買におけるテクニカル分析で多用されるもっとも一般的な指標である。短期移動平均線と長期移動平均線の関係を見ることでトレンドの推測や、ローソク足と移動平均線を並べて表示して将来の株価動向を予測のための材料として使われる。グランビルの法則でも広く知られるアメリカのJ.E.グランビルが相場分析に利用できる事を広めた。

一般的にチャートには長期と短期の両方の移動平均線をあわせて描くことが多い。
長期移動平均線は、週足では26週線、日足では25日線、日中足では4時間線を用いることが一般的で、短期移動平均線は、週足では13週線、日足では5日線、日中足では1時間線を示すことが一般的である。長期移動平均線は価格変動のトレンドをあらわすとされ、短期投資でない場合にはこれが上向いているか下向いているかで投資判断を行う。

長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に突き抜けることをゴールデンクロス(GC)という。これはトレンドの反転を示し、買いのサインとされている。逆に長期移動平均線を短期移動平均線が上から下に突き抜けることはデッドクロスとよばれ、売りのサインとされる。ただし、長期移動平均線が下落トレンドにあるときのゴールデンクロス、上昇トレンドにあるときのデッドクロスは一時的な反発であることが多いため、この場合には売買サインとみなさず見送る場合もある。