破綻処理

破綻処理とは、営業譲渡方式、吸収合併方式、特定合併方式、特別公的管理、ブリッジバンク(承継銀行)、清算、の合計6方式が存在している。このうち、特別公的管理、ブリッジバンク、清算の3方式については1998年10月に施行された金融再生法によって整備された。なお、特定合併方式は、時限立法措置で1999年4月に廃止されたため、現在は存在しない。

営業譲渡方式は、最も多く使われる破綻処理のスキームで、一般に正常債権だけが譲渡され、不良債権は整理回収機構(RCC)に時価で売却される。なお、損失は預金保険機構の援助により処理される。

吸収合併方式は、破綻金融機関の損失部分を営業譲渡方式と同様に預金保険機構が資金援助で処理した後に、残った資産・負債を吸収合併する金融機関が引き継ぐものである。破綻金融機関の株式も継承される。

特別合併方式ではで98年10月に福徳銀行となにわ銀行が合併して、なみはや銀行が誕生したが、翌99年8月に破綻した。

特別公的管理では、日本長期信用銀行と日本債券信用銀行の2行が一時国有化され、投資ファンドなどに譲渡された。