発行登録制度とは

発行登録制度とは、一定の要件を満たして有価証券の発行を予定している者が、発行予定期間、発行予定総額、発行有価証券の種類などを記載した発行登録書を提出しておけば、実際に発行するときは新たに届出を行わずに、単に発行条件などの証券情報のみを記載した発行登録追補書類を提出するだけで発行を行うことができる制度。

有価証券の発行の機動性を高めることが目的であり有価証券届出制度の特例である。発行登録制度の利用適格要件は以下の2点である。

1.3年間継続して有価証券報告書を提出していること
2.株券が上場されていて、さらに新規上場日から有価証券届出書提出日までの期間に応じて定められた時価総額や売買金額の条件を満足しているか、あるいは一般担保付普通社債券をすでに発行していることである

なおCPについては
1.発行会社が2年間継続して有価証券報告書を提出している
2.指定格付機関から一定(A2格相当)以上の格付を得ている

ことが発行登録制度の利用条件である。発行登録の効力発生期間は通常は運用によって7日(CPの場合は即日)までに短縮されうるが発行登録者が期間短縮の申出を行わないような場合には15日で効力を発生する。