産業再生機構

産業再生機構とは、企業再生を目的とした基盤づくり、不良債権処理の加速や中小企業の再生支援のために創設された政府(預金保険機構)出資の株式会社。2003年4月に設立され、同年5月から業務を開始した。

産業再生のための受け皿機関として機能し、過剰債務を持つ企業に不採算部門の切離しや、経営資源の競争力に富む分野への集中を促す。さらに企業の壁を越えた事業再編で、過剰供給構造を是正することが期待されている。

そして、産業再生を軸とする不良債権処理の加速のために、産業再生機構では次のような手順で金融機関から債権を買い取ることになっている。

1.不振企業や主力銀行からの申請で、機構内に設置された産業再生委員会が再建可能性を判断する

2.再建可能と判断された企業への貸出債権のうち、非主力行保有分については機構が適正な時価で買い取る

3.機構は2年間集中的に債権を買い取り、主力行と連携して当該企業の再建を支援する

4.政府は機構の資金調達に動府保証を付与するなどの財政的支援を行う