生命保険会社

生命保険会社とは、人の生死に関し一定の条件下で保険金を支払う約束で保険料を徴収する生命保険業務を営む株式会社または相互会社であり、保険業法によって規制されている。

また、同法で生命保険事業と損害保険事業の兼営は禁止されていたが、1996年4月に、子会社方式での相互参入は認められた。

以下のような形式がある。

1.死亡保険
生命保険は、被保険者の死亡時に保険金を支払う

2.生存保険
被保険者が一定の年齢に達したときに保険金を支払う(結婚資金・学資金など)

3.養老保険
両者を併用した混合保険

1960年頃より新種保険の創設が活発化している。最近では、障害・疾病保険など消費者の生命保険商品へのニーズの多様化に対応して商品開発が行われている。

また、金利選好意識の高まりに応える商品として、資産を有価証券で運用し、その実績に応じて保険金額が変動する変額保険も登場している。

なお、生命保険会社の資産の運用は、原則として以下に限定されている。

1.内外の国債、地方債社債、株式、貸付信託・投資信託の受益証券等への投資
2.有価証券・不動産・財団等の担保貸付、公共団体への貸付、保険契約者への貸付、コールローン
3.銀行・商工組合中央金庫・郵便局等への預金


戦前は有価証券投資が運用資産の過半を占め、戦後は設備資金を中心とする長期貸付金の比重が高かった。企業の資金需要の落着きとともに国内外への有価証券運用に力を入れだし、機関投資家としての影響力が強くなっている。