特融

特融とは、日銀が信用制度の保持と育成を目的として特別に行う貸出のこと。特別融通の略。日銀特融ともいう。

金融機関の経営破綻などが信用制度に深刻な影響を及ぼすと認められたときに発動され、貸出方式や期間、金利、担保等の貸出条件も都度柔軟に設定される。

1960年代央の証券恐慌の際に、資金繰りが難しくなった一部の証券会社へ民間銀行経由で特融を行った。また、1994年末以降に金融機関の破綻が増大した結果、特融も幾度となく発動されている。この間、1998年4月施行の日銀法改正で、信用秩序維持のための緊急貸出は内閣総理大臣もしくは財務大臣の要請を受けて、政策委員会で可否を判断する扱いとなった。