特別保険料

特別保険料とは、預金保険機構の特例業務勘定の原資である。同期間中のペイオフの凍結措置に対応するため、預金保険対象の金融機関は一般保険料に追加して納付を義務づけられていた。

1996年度から2001年度の間に破綻金融機関の譲渡などを引き受ける救済金融機関へ、預金者に保険金を支払う場合に預金保険機構が負担する費用であるペイオフコストを超える特別資金援助を行うために設けられた。政令で定められた特別保険料率は、この間を通じて対象預金残高に対して0.036%であった(一般保険料は0.048%)。

2002年度からは定期性預金等を含む「その他の預金等」が、定額保護(元本1,000万円までとその利息が保護対象)に移行したため、特別保険料の徴収は2001年度で特例業務勘定と同時に廃止された。特例業務勘定の資産と負債は一般勘定に引き継がれて、累積欠損金は交付国債の償還で賄われた。