格付機関

格付機関とは、総合的に収益動向、経営状態、将来性などを判断して、その企業などが発行する債券の格付けを行って、投資家に元利払の確実性、つまり安全性に関する情報を提供する機関。代表的な格付機関としてムーディーズ(1909年に格付け開始)、S&P(スタンダード&プアーズ、1922年に開始)などがある。

日本では、社債有担保原則および起債調整のため社債はきわめて安全性が高く、格付けの必要性は少なかったが、金融の自由化、国際化とともに無担保社債が主流になったことで、投資家保護のための格付けに対するニーズが増大してきた。

そのため1980年以降、日本でも格付機関が3社設立された。その後、経営基盤の強化を目的として3社のうち2社が合併し、1998年4月以降は2社となった。
格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)が該当する。

そのほか、金融庁の指定格付け機関として定められている会社としては、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)、フィッチレーティングスリミテッドの3社がある。(2008年現在)