日銀ネット

日銀ネットとは、1988年に開始された日銀が運営する決済システムである。正式には「日本銀行金融ネットワークシステム」という。日銀ネットは、日銀とその取引先金融機関との間を通信回線で接続し、日銀本支店や日銀ネット参加金融機関で入力したデータをセンターでオンライン処理する。

日銀ネットの機能は、資金決済システムとしての機能と、国債決済システムとしての機能に大別できる。

資金決済システムとしての日銀ネット(当預系システム)は民間金融機関などが日銀に開設している当座預金口座間の資金振替で、短期金融市場取引、国債決済での資金決済や、手形交換、内国為替決済等の集中決済制度による資金決済を行う。

一方、国債決済システムとしての日銀ネット(国債系システム)は振替決済制度参加者間の口座振替や登録国債の移転登録など、国債の売買にともなう受渡し事務、国債の発行時における入札事務、発行・払込事務、TB・FBオペの実行などをオンラインで処理する。