整理回収機構

整理回収機構(RCC : Resolution and Collection Corporation)とは、1999年4月に、住宅金融債権管理機構と整理回収銀行が合併して、設立された国策会社。

前身の住宅金融債権管理機構は、1996年7月に住宅専門金融機関7社の債権を引き継いで、不良債権の回収を目的に設立された。

一方、整理回収銀行は、1995年1月に東京協和・安全の2信組の破綻にともなう、不良債権の管理・処分等を目的に東京共同銀行として発足し、1996年9月に整理回収銀行に改組されると同時に破綻金融機関の不良債権を譲り受けた。

両者が合併した整理回収機構は、譲受けまたは買い取った資産の管理、回収、処分のほか、一般金融機関からの資産買取(サービサー業務)、金融機関の自己資本充実にかかる業務、「企業再生ファンド」での不良債権最終処理などを行っている。

国策会社として、不良債権の回収のための特別調査権を有しており、抜群の回収能力をもつ。また、職員には銀行員、法務、検察、警察、国税のOBや弁護士、不動産鑑定士などの専門家が参加している。

買取債権の回収を主目的としているが、回収の極限化の観点から買取対象企業の再生業務も実施しており、対象は中小企業にまで拡大している。