政府証券ディーラー

政府証券ディーラー(government securities dealers)とは、政府証券(政府発行の債券)の店頭売買を業とする金融機関の総称。自己勘定で政府証券を売買して流通市場の流動性を維持する機能をもつ。

政府証券ディーラーのなかでも特に重要な役割を果たすのが、中央銀行と直接に取引する資格をもつプライマリーディーラーである。

この制度は、米国で発達しており、英国やフランスなどでもそれをもとに国債市場の整備が進められた。

米国では銀行や証券会社ニューヨーク連邦準備銀行からその資格を与えられている。その義務は、

1.在庫状況・売買実績・RPsなど在庫ファイナンスの状況・収益動向を定期的に連銀に報告する

2.全国債について全プライマリーディーラーで対顧客取引全体1%以上を占める

3.国債の全入札に参加して売買シェアと同程度の落札シェアを維持する

などである