政府短期証券

政府短期証券(FB:financing bills)とは、日本の政府が一般会計もしくは特別会計における一時的な資金不足を補うことを目的として発行し、1年以内に償還される短期の債券のこと。財政法または各特別会計法によって発行される。

財政支出を賄うための歳入財源とするために発行される国債が歳入債であるのに対して、政府短期証券は融通債として区別される。

満期は90日程度であり、割引形式で発行される。FBは1999年3月末まで、外国為替資金特別会計が出す外国為替資金証券(為券)、一般会計の出す大蔵省証券(蔵券)、食糧管理特別会計が出す食糧証券(糧券)の3種類であったが、1999年4月の公募入札制への移行と同時にこれらを統合した政府短期証券として発行されるようになった。

FBの発行期間は原則13週間で、最低取引単位1000万円となっている。毎週水曜日に入札が行われ、翌週の月曜日に発行されている。

歳入債として発行される短期国債との機能、性格の違いをはっきりさせるために短期国債をTB、政府短期証券をFBと呼んで区別するようになっている。