政府保証債

政府保証債(government guaranteed bonds)とは、政府が元本の返済や利子の支払を保証している公募債券のこと。日本では、政府保証債を発行しているのは、公社、公団、公庫、特殊法人などである。

政府保証債の発行限度額は、国の財政投融資計画により国会の議決を得た範囲内に限られ、調達資金は主として鉄道、道路、空港等の国のインフラ整備に用いられる。


政府がその債務を保証できる法人は公庫、公団等公法人に限られる。政府保証債は、

1.実質的に国債と同様の高い信用力を持つ
2.日銀の適格担保となっている
3.BIS自己資本比率規制でリスク・ウエイトが国債同様ゼロとされている

などから発行条件は国債についでいる。政府保証債は、国債と同じように通常、起債するときには都市銀行・信託銀行・地方銀行・第二地方銀行・信用金庫および証券会社引受シンジケート団を組成する。応募額が発行予定額に達しない場合には、その残額をシ団メンバーが分担して引き受ける。

発行体の性格や元利金支払についての政府保証、およびその役割において国債に準じた性質をもち、応募者利回りも長期国債の利回りを若干上回る程度の水準に決定されている。
なお、財投制度の抜本的改革を受けて、2001年4月から政府保証債の発行は政府保証なしでは発行が困難な政府関係機関に限定された。