指標銘柄

指標銘柄とは、債券相場で指標的な役割を果たしていると市場でみなされている銘柄のこと。トレンドセッター、市場のバロメータを示す公式のリストが存在するわけではない。

指標銘柄自体が、市場全体、そして個々の企業の運勢の変化に伴って変化する。通常は取引量が最も多い国債が指標銘柄となる。指標銘柄は業者間の取引において自然発生的に誕生していくものだが、指標銘柄となるためには発行量が多く流動性が高く残存期間の長いことが要件となる。

以前は長期国債が一部指標銘柄に指定されていたが、取引対象の多様化により国債指標銘柄への集中度低下やディーリングの短期債へのシフトが進んでいったことで、1999年に指標銘柄は廃止された。

店頭売買参考統計値が発表される10年国債で最長の残存期間を持つ銘柄が長期金利の指標的な存在とみなされる。