投資信託

投資信託(investment trust)とは、投資家から小口資金を集めて、この資金をあらかじめ定められた運用方針でファンドとして運用し、各種の有価証券、貸付債権や不動産に投資して、その運用益が投資家に還元される仕組みをいう。

不特定多数の投資家から資金を集める、専門家が受益者(出資者)に代わって運用を行う、リスクを軽減するために原則として分散投資をする、投資した会社の支配を目的としないなどの特徴がある。

日本では、投資信託はかつて証券投資信託とよばれるなど、運用対象は有価証券に限定されていたが、日本版ビッグバンにより2000年12月以降、運用制限が撤廃されて、名称が投資信託に変更された。


投資信託には、契約型と会社型がある。契約型は委託者、受託者、受益者の三者契約の形をとる。一方、会社型は株式会社形態の投資会社を設立して、受益者はその株主になる。

また投資信託は、一般に追加設定の有無により、追加型(オープン型)と単位型(ユニット型)に分類される。投資運用を有価証券で行う証券投資信託が代表的であるが、不動産やデリバティブなどを投資対象とするものも増えてきている。