投資一任業務

投資一任業務とは、投資判断の全部または一部を投資顧問業者が投資家から一任されるとともに、その顧客のため投資を行うのに必要な権限(売買の発注など)を委任されて行う業務。

つまり、業者自身が顧客のために投資決定を行い、業者の裁量により投資家に代わって投資を行う。投資一任業務は、「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」(投資顧問業法、1986年施行)で規制される。

開業できるのは株式会社に限られ、投資顧問業者としての登録に加えて内閣総理大臣の認可が必要とされる。認可にあたっては、業者の財産的基礎や収支の見込み、人的構成が知識や経験・社会的信用の面で基準に適合するかどうかが審査される。

近年取り扱い残高が大幅に拡大している。要因としては、公的・私的な年金資金の増加が目立つ。投資一任契約残高に占める年金の比率は、90年代中頃には2割程度であつたが、7割前後にまで伸びている。