引受証券会社

引受証券会社(underwriter)とは、証券の公募発行・売出に際し、当該証券を自己責任で売りさばくことを条件として、証券の発行体または保有者から買い取る(買取引受)契約、もしくは売れ残った際に残額を買い取る(残額引受)契約を結んだ証券会社のこと。アンダーライターとも呼ばれる。引受証券会社のうち、直接発行体と引受契約を締結したものを元引受会社、元引受会社と引受契約を結ぶものを下引受会社という。

日本では、国債、地方債、政府保証債を除く証券の引受は、証券取引法65条などで、金融庁長官への登録を受けた証券会社の専営業務とされている。国債は金融機関と生・損保、地方債と政府保証債は金融機関が引受業者となれる。引受証券会社の基本的機能は、証券発行にあたっての発行体のリスクを減らすことである。

また、元引受会社のうち、証券の発行体または所有者と元引受契約の内容を協議するものを、幹事会社という。幹事が複数の場合には、中心となって協議し、書類作成などを実施するものを主幹事、他を副幹事とよぶ。主と副の区別がない場合は共同幹事という。