店頭売買参考続計値

店頭売買参考続計値とは、日本証券業協会が選定した銘柄の気配を、公社債店頭市場において売買の参考となる価格・利回りとして統計処理し、発表するもの。公社債の公正な価格形成と投資家保護を目的としている。

発表日の前日の午後3時時点の額面5億円程度の売買の参考となる気配として、同協会が指定報告協会員から報告を受けた気配値の上下一定割合を除外て、平均値・中央値・最高値・最低値を算出する。

この制度は、1992年1月から行われていた公社債店頭基準気配発表制度を抜本的に見直し、2002年8月から改定された。この改定では、時価会計制度の本格的な導入を踏まえて、「売買の参考」である基準気配の明確化や、基準気配の精緻性向上が目的とされた。

このため、「基準気配」の名称を廃止して、「売買参考統計値」とする、従来の平均値に加え、中央値・最高値・最低値を含めた複数の値を算出する、最低報告社数を3社から10社に引き上げるなどの修正が行われた。