平均払込資本金とは

平均払込資本金とは、期中に増資ないし減資が行われた場合、期首と期末では金額に差異が生じた場合に払込資本金の稼働日数に応じて日割計算して求めた資本金の額のこと。

払込資本金の額は、通常特定時点の金額で表され、貸借対照表上では期末の金額が用いられるが、それだと期中の配当負担や収益性をみる際には不便が生じることになるために導入されている措置。

しかし、株主の持分は自己資本であるとする考え方が1981(昭和56)年改正商法において定められたことで、自己資本を基準に配当負担率や収益率を計算するほうが妥当となり、資本金を基準とする指標の意義は失われた。

また、株式分割により発行株式数が増加しても資本金が変更されないことがあり、株主にとって1株当りの指標は重要であるが、資本金基準の指標は投資価値尺度としての意義も失うことになった。