市場型間接金融

市場型間接金融とは、投資信託や証券化商品など市場型の取引を用いた間接金融を、銀行などを経由する預金・貸出を軸とした従来型の間接金融と区別して指す。

その中心的な役割を担うのが、多数の投資家から資金を集め、専門業者が市場で管理運用する「集団投資スキーム」である。このスキームは投資信託などの「資産運用型スキーム」と資産担保証券(ABS)などの「債権流動化型スキーム」の2つに分けられる。

米国では投資信託が個人の資産運用において重要な地位を占めており、企業向け貸出や住宅ローンを証券化して販売することも活発に行われている。

日本でも市場型間接金融の利便性の向上と多様化に向けた制度整備が図られており、不動産投資信託(JREIT)や株価指数連動型投資信託受益証券(ETF)などの投資信託が販売されるようになった。

また、東京都などでは中小企業向けの貸出債権を証券化するスキームが導入されている。