多国籍銀行

多国籍銀行(multi nationed bank)とは、複数国の銀行が合弁で国際融資業務を行うために設立した銀行業務機関のことをいう。コンソーシアムバンクともよばれる。

1960年代半ば以降設立されるようになった。1964年に英国のミッドランドバンクを中心にスタンダードバンク、トロントドミニオンバンク、コマーシャルバンクオブオーストラリアが加わって設立されたミッドランドアンドインターナショナルが最初である。

その後シンジケートローンの流行にあわせて、1970年代初めにかけて急速に数が増加していった。各国の中規模以下の銀行は多国籍銀行に参加することが国際金融分野への進出手段であったことも背景にある。

これに対して米国の大手銀行では自らの支店や子会社網によって国際的に活躍してきた。このように、複数国の資本による合弁でなくても、世界的な範囲で活動する銀行であれば多国籍銀行、マルチナショナルバンクと称することも増えてきている。