国際課税

国際課税とは、国際経済活動にともなって生じる租税問題に対処するために各国税法や租税条約によつて設けられた諸制度の総称。

代表的なものとして以下のようなものがある。

1.各国の課税権の競合による二重課税を防止するため、国外での納税額のうち一定額を限度として国内で納付すべき金額から控除する外国税額控除

2.国際的な租税回避行動に対応するため、法人所得税率が著しく低い国(タックスヘイブン)に設立された子会社の所得の一定割合を日本の株主に課税するタックスヘイブン制度

3.国内企業が国外にある親会社または子会社と取引を行う際に第三者との通常の取引価格(独立企業間価格)とは異なる価格を用いたことで国内企業の所得が減少している場合には、独立企業間価格で行ったものとして課税所得を計算する移転価格税制