国債の窓口販売

国債の窓口販売とは、金融機関による国債の募集取扱い業務のこと。「国債窓販」と略される。国債の大量引受にともなう金融機関のリスク負担軽減を目的として、1983年4月に長期利付国債について開始され、同時期に政府保証債、公募地方債についても開始された。次いで1983年10月に、対象債券に中期利付国債と割引国債が加えられた。

金融機関による窓販開始に際しては、証券取引法65条をめぐって、いわゆる銀行・証券の垣根論争が活発化した。1981年6月に公布された新銀行法のもとで金融機関の証券業務の範囲が明示され、銀行法および証券取引法上の認可を受けることで証券業務が行えることとなった。

なお、1998年12月における証券業務の認可制から登録制への移行にともない、窓販についても登録を受けることで可能となった。