国債の満期構成

国債の満期構成とは、国債満期の平均期間や満期別の集中度合いを指す。

満期構成の違いは、経済全体の金利体系や流動性へ異なる影響を及ぼす。

金利上昇期には短期債、金利低下期には長期債を発行するなどの国債満期構成の操作をすることで、国債発行コストの最小化や景気の安定化(好況期は満期構成の長期化による流動性低下、不況期はその逆)を目標とする。

ただし、両者は両立しないことがある。たとえば、好況期での金利の上昇局面では、国債発行コストの最小化から短期債を発行する一方、景気安定化のための流動性低下から長期債を発行する場合などがある。

国債満期構成のバランスを保つことは、満期償還額を平準化し円滑な借換え操作に資するとみられている。