地方スーパー、長岡地盤の原信と上越地盤ナルスが経営統合。袋詰めなど独自サービスに特徴。

  • 社名:原信ナルスホールディングス株式会社
  • 証券コード:8255
  • 連結事業:【連結事業】スーパーマーケット99(3)、他1(7)(2008.3)
  • 本社所在地:〒954-0193 新潟県長岡市中興野18-2
  • 電話番号:0258-66-6711
  • 業種分類:小売業
  • 英文社名:HARASHIN NARUS Holdings Co.Ltd.
  • 代表者名:原 和彦
  • 設立年月日:1967年8月1日
  • 市場名:東証1部
  • 上場年月日:1988年10月25日
  • 決算:3月末日
  • 単元株数:100株
  • 従業員数(単独):84人
  • 従業員数(連結):1243人
  • 平均年齢:46.2歳
  • 平均年収:6150千円
  • 相場欄名:原信ナルス
  • 資本金:3,159(百万円) (2009/3)
  • URL:www.harashin.co.jp

Image:K'sTown Wakasato Nagano Japan.jpg|thumb|right|200px|原信若里店が出店する「ケーズタウン若里」(長野県長野市)

原信ナルスホールディングス株式会社(はらしんナルスホールディングス、)は、新潟県長岡市に本社を置き、同県を中心にスーパーマーケット「原信」「ナルス」、パン・菓子製造販売「ボン・オーハシ」などを展開する企業グループの持株会社

==概要==
原信ナルスHDグループは、1907年に長岡市で創業、1963年にスーパーマーケット事業を開始し、以後新潟県内各地で店舗を展開している株式会社原信(はらしん)と、1959年に直江津市(現上越市)でスーパーマーケット事業を開始し、上越地方と中越地方西部で店舗を展開する他、回転寿司店「廻鮮日本海」を運営している株式会社ナルス、長岡市に本社を置き、パン・菓子の製造販売を行う株式会社ボン・オーハシ、その他関連事業を展開する各社によって構成されている。

スーパー事業2社のうち原信は、スーパー創業当初は長岡市内だけで店舗を展開してきたが、1970年代後半から県内各地への店舗展開を積極的に進め、また1990年代以降からはショッピングセンターを中心としたデベロッパー事業も展開。1997年以降には長野県と富山県にも進出するなど、事業規模を徐々に拡大してきた。一方のナルスも、創業当初は上越市周辺で店舗を展開し、1970年代から下越地方など県内各地へ出店をはじめた。だが輸送コストや収益性などの問題から1980年代以降に撤退をはじめ、以後は再び上越地方を中心に店舗展開を進めてきた。

しかし1990年代以降、上越市周辺において両社同士による出店競争に加え、県外から大型ショッピングセンターが相次いで進出したことなどから、経営戦略の練り直しを幾度となく迫られてきた。さらに近年、イオン九州株式会社.html>イオン (企業)|イオン九州株式会社.html>イオンやユニーなど県外の大手スーパー各社が県下全域で大規模店舗を展開しはじめたことから、県内のスーパー各社はこれら大手各社との熾烈な競争を強いられることとなった。

こうした背景から両社は経営基盤の強化を図るため、2006年4月1日、原信がナルスと株式交換を行い経営統合。旧原信を持株会社化し商号を「原信ナルスホールディングス」へ変更した上で、スーパーマーケット等の事業部門を子会社化した。なお合併前、原信はシジシージャパン|CGCグループに、ナルスはオール日本スーパーマーケット協会(AJS)に加盟していたが、経営統合に伴ってナルスはAJSを脱退してCGCに加盟したことから、現在は両社ともCGCに加盟している。さらに2007年8月には、経営不振が続いていたボン・オーハシを完全子会社化した。

ナルスは1985年10月から回転寿司店「廻鮮日本海」を、主に上越・中越地方を中心に展開してきたが、競争激化により業績改善が困難であることから2009年春をもって事業撤退が決まり、撤退時点で営業していた7店舗のうち3店舗を元気寿司へ譲渡し、残る4店舗は順次閉鎖された。元気寿司は当面の間、現在の店舗ブランド名「廻鮮日本海」をそのまま使用するが、今後機会を見てブランド名を変更する意向である。

県内では原信、ナルスを合わせて61店舗、長野県に3店舗、富山県に1店舗(いずれも原信)のスーパーマーケットを展開しており、県内の地元系スーパーではトップシェアを占める。同社では「日本一のサービスの提供」を目指すとしており、レジでの袋詰めサービスを行っている他、一部の店舗では24時間営業を実施している。デベロッパー事業においては、スーパーを中心に広大な駐車場を備え、ロードサイド型店舗を複数集積した郊外型複合商業施設「原信マーケットシティ」を展開している他、長野市では経営再建に伴い閉鎖されたゲンダイエージェンシー株式会社.html>ダイエー長野若里店跡の再開発を北越ケーズ(ケーズホールディングス子会社)、コダマ (薬局)|コダマなど県内各社とともに手掛け、2007年3月8日に複合商業施設「ケーズタウン若里」としてリニューアルオープンさせるなど、多くのノウハウを蓄積している。

== 社名の由来 ==
原信
ろうそく店を創業した原信吾(はら しんご)に因んでいる。信吾の息子の原信佐(はら のぶすけ)が原信商店を創業した際、姓の「原」と名前の一字「信」を取って商号とした。

なお信悟は、前原信ナルスHD代表取締役社長の原信一(はら しんいち)の祖父、現在原興産代表取締役社長などを務める原信博(はら のぶひろ)の曽祖父にあたる。

ボン・オーハシ
「ボン」はフランス語で「素晴らしい」を表す"bon"に由来する。「オーハシ」はかつての屋号「大橋屋」に因むものだが、この「大橋」は長岡市内の信濃川に架かる橋梁「長生橋」の袂に大橋屋があったことからこの橋に因んで付けられたものである。同社の和菓子のブランド「千橋庵(せんきょうあん)」も、これに因んだものである。長生橋のたもとのこの創業地には、現在も同社の洋菓子工場が存在する。

なおボン・オーハシは新潟市中央区 (新潟市)|中央区にも、同業を営む同名の企業が存在する(マークの意匠も全く同一)。元々は兄弟企業であったが現在は別資本となっており、原信ナルスHDグループとの直接的な資本関係はない。

== 沿革 ==
=== 原信 ===
1907年(明治40年) 初代・原信吾がローソクの製造販売業を創業。その後、陶磁器の販売にも乗り出す。
1953年(昭和28年) 有限会社原信商店を創業(出資金500万円)。
1963年(昭和38年) 食料品、日用雑貨、衣料などを扱うバラエティストアを長岡市に出店。
1967年(昭和42年)8月 株式会社に改組し、株式会社原信設立。
1977年(昭和52年) 長岡市外初の店舗を栃尾市(現長岡市)に出店。以後、県内各地に進出する。
1980年(昭和55年) 南蒲原郡中之島村大字中之島(のちの中之島町、現長岡市)に、配送センターを開設。
1982年(昭和57年) 南蒲原郡中之島町大字中興野(現長岡市)に、現本部事務所を移転(本社登記は長岡市のまま)。
1986年(昭和61年) 長岡市などが出資する第三セクター・長岡ケーブルテレビ(現エヌ・シィ・ティ)の設立にあたり出資。
1988年(昭和63年) 当時の新潟証券取引所上場
1991年(平成3年) 小千谷市の「福屋」、上越市の「こたや」の県内食品スーパー2社を吸収合併。また西蒲原郡吉田町 (新潟県)|吉田町(現燕市)に初の第一種大型店舗「吉田ショッピングセンター」を出店し、SCを中心とするデベロッパー事業に進出する。
1994年(平成6年) 食料品主体のディスカウントストア「ビッグハウス」を出店(2005年に業態撤退し、ブランドを「原信」に一本化)。
1997年(平成9年) 新潟県外初の店舗を長野県長野市に出店(東和田店=2001年閉店。2002年に再進出し中野市に中野店を開店。但し、こたやを吸収した際に飯山市の店舗を引き継いで営業を継続、その後合理化で閉店している)。
1999年(平成11年) 富山県黒部市に出店。
2000年(平成12年) 新潟証券取引所の統合廃止に伴い、東京証券取引所第2部に上場

=== ナルス ===
1959年(昭和34年) 株式会社主婦の店直江津店として設立、1号店オープン(のちのナルス駅前店)。
1979年(昭和54年) 商号を株式会社ナルスに改称。
1985年(昭和60年) 回転寿司店の1号店オープン。
1990年(平成2年) 中頸城郡頸城村大字西福島(現上越市頸城区)に、物流センター(現ナルス物流センター)開設。

=== ボン・オーハシ ===
1953年(昭和28年) 菓子商を営んでいた大橋屋を株式会社に改組、株式会社大橋屋本店設立。
1965年(昭和40年) 商号を株式会社オーハシに改称。
1983年(昭和58年) 商号を株式会社ボン・オーハシに改称。
1986年(昭和61年) 1979年に創設したハイグレード洋菓子部門「ローランローゼ」を分社化、株式会社ローランローゼ設立。

=== 原信ナルスHDグループ ===
2006年(平成18年) 原信とナルスが経営統合。原信を「原信ナルスホールディングス」に社名変更したうえで、事業部門を新たに設立した株式会社原信に譲渡して純粋持株会社となり、ナルス・原信と関連会社を子会社化。また本店登記を長岡市坂之上町一丁目(原信プリーズ店)から、同市中興野(本部事務所)に変更。
2007年(平成19年) 東京証券取引所第1部へ指定替え。ボン・オーハシと、その子会社ローランローゼを完全子会社化。またエヌ・シィ・ティ株を同年設立されたCCJ (株式会社)|CCJへ譲渡、連結対象外となる。
2008年(平成20年) ボン・オーハシとローランローゼを経営統合。ボン・オーハシを存続会社として事業を一本化し、ローランローゼを解散。また上越市大字石沢に上越物流センターを開設、柏崎市以西に所在する計25店舗の物流・食品加工・リサイクルの機能が統括される。
2009年(平成21年) フードサービス事業から撤退、ナルスが回転寿司店「廻鮮日本海」3店舗を元気寿司へ譲渡。また業態が重複する子会社の印刷業「高速印刷」広告代理業「アイプランニング」の2社を経営統合。アイプランニングの全株式を高速印刷が取得し、高速印刷が存続会社となる。

== その他グループ企業・団体 ==
原信ナルスロジテック
ローリー
原興産
アイテック
高速印刷
原信関連事業協同組合

== 関連項目 ==
日本のスーパーマーケット一覧

== 外部リンク ==
http://www.hnhd.co.jp/ 原信ナルスホールディングス株式会社
http://www.bon-ohashi.co.jp/ ボン・オーハシ
http://recipe-navi.jp/ レシピナビ





長岡市の企業
中部地方のスーパーマーケット
CGCグループ
東証一部上場企業
持株会社

一部参照元: Wikipedia

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