単一銀行制度

単一銀行制度(unit banking system)とは、伝統的な米国の銀行の店舗規制の1つで、銀行が同一州内に本店以外の営業店を開設することを禁止するもの。米国建国からの地方分権思想や小銀行主義がもととなっている。

英国やカナダ等で大銀行が全国店舗網をもつ支店銀行制度(branch banking system)をとっているのに対して、米国では伝統的に州法やマクファデン法で州内あるいは州際の支店展開が規制されている。

結果として1950年代まで、アメリカでは支店の総数が本店の総数を下回る状態であった。1980年代以降に州内の出店に関する規制緩和が進み、1991年にコロラド州で単一銀行制度が廃止されてから、すべての州において支店設置が認められている。

日本でも明治から大正にかけて単一銀行制度をとる銀行が多数あった。