協調融資

協調融資とは、複数の金融機関が共通の貸出先に融資条件を協定したうえで行う貸出のこと。

具体的には、複数の金融機関が協調融資団をつくり、幹事銀行を中心に金額、条件等を協定して融資をする。複数の金融機関がリスクを分担することにより、1つの金融機関ではリスクが大きすぎてできない貸出が可能になるというメリットがある。

協調融資は市中銀行間で行われる市中協融と、日本政策投資銀行、国際協力銀行などの政府金融機関を含めて行われる場合がある。


1980年代に国際金融分野を中心に急速に拡大したが、金融の証券化の影響で、その後は従来の勢いはなくなってきている。日本国内においては、手数料収入の獲得や貸出リスク負担の適正化などをねらいとして大手銀行が積極的に取り組んでおり、その結果、国内での協調融資残高は増加している。