労働生産性とは

労働生産性とは投入した労働量と産出の比率、つまり生産要素の投入高が産出高をあげるのにどの程度有効に利用されたか計測する指標。

この生産性は、
①物的生産性 産出量/生産要素投入量
②価値生産性 産出価値額/投入価値額
の2つに大別される。

物的労働生産性は分子に産出量、分母に労働投入量をとった比率で示されるが、一般的には労働生産性という場合、分子の産出価値額に付加価値額を使い、分母に労働投入量を使う付加価値労働生産性の形で測定されることが多い。


付加価値労働生産性(従業員1人当りの付加価値額)=付加価値額/従業員数=(付加価値額/売上高)× (売上高/従業員数)

という式のように付加価値生産性は付加価値率と従業員1人当り売上高の積に分解される。

したがって売上のうちの付加価値の比率を高めるとともに、従業員1人当りの売上を増やすことが付加価値労働生産性の向上に結びつく。
この後者はさらに(有形固定資産/従業員数)× (売上高/有形固定資産)と分解されるから、労働装備率と設備の回転率にも連動しているといえる。

付加価値率、労働装備率、設備の利用度の3要因をそれぞれ高めることで、労働生産性の改善につながる。