利潤証券とは

利潤証券 (pront_sharing securities)とは、一般には企業利潤の配分に参加できる権利を持つ証券のこと。

通常はその代表である株式を指す。

企業に対する出資を表す株式には、

1.利潤証券としての利益配当請求権
2.物的証券としての残余財産分配請求権
3.支配証券としての議決権などの権利

が付与されていると考えられる。ただし、一部業績が悪い企業では配当がないこともある。

利潤証券として株式を保有する株主は、株式を持つことにより受け取ることができる配当に価値を見出している。配当だけが株主が発行企業から受け取ることのできるお金だと仮定すると、株価は将来にわたって受け取る配当を一定の割引率で現在価値に割り引いたものということになる。

利潤証券としての株式の評価は、理論的にほぼ明らかにされており、配当として株主が受け取るお金を重視した配当割引モデル(DDM)と、配当の源泉となる企業が出す利益を中心に考えるキャッシュフロー割引モデルがある。

なお、キャッシュフロー割引モデルは、企業の資金繰りを考慮することから、配当割引モデルを発展させたもので、少しずつ普及してきた。